もしも今、あなたがHIV検査を受けようと思っているなら、ぜひ梅毒もいっしょに検査を受けて下さい。

もともとHIVと梅毒は重複感染が多く、しかも単独で感染するより重症化したり進行が早まったりすることがあります。

そんなHIVと梅毒の危険な重複感染なのですが、ここにきて梅毒感染者がいっそう急増しています。私が調べたデータを甥っ子の陽介に話しますので、あなたもいっしょに聞いて下さい。

(甥っ子陽介)おじさん、最近は梅毒感染者が急増してるんですか?
陽介
(私)陽介、その通りだよ。5年前と比べると5倍くらいに増えているんだ。
私

(陽介)ええ!5倍ですか!それはまたすごい増え方ですね!

(私)ちょっとこのデータを見てもらおうか。厚生労働省から出されてる梅毒感染者の推移だ。

HIV梅毒感染者の推移
図1.HIVと梅毒の感染者推移

平成19年(2007年)から平成28年(2016年)までのHIV感染者と梅毒感染者の推移を表したものだ。ただし、2016年については10月2日時点での感染件数から1年間の件数を推測してる。

(陽介)え~っと、10月3日から12月末までの件数を予測して足してるんですね?

(私)その通りだよ。10月2日時点の感染件数が今年のほぼ3/4だから、残り1/4分を比例計算して足してる。

(陽介)なるほどです。え~っと・・・赤い棒グラフがHIV感染者ですね。このHIV感染者って、エイズ患者も含まれるんですね?

(私)そう、エイズ患者も含んでる。

(陽介)HIV感染者の件数は2016年もほぼ前年の横ばいって感じですね。

(私)そうだね。HIV感染者はこの10年、ほぼ毎年1,500件くらいなんだ。たぶん2016年も同じくらいになると思うよ。

(陽介)それで、青い棒グラフが梅毒感染者ですか。う~ん、これはまたすごい増え方ですね。先ほどおじさんが言った通り、この5年間で5倍くらいに増えていますね。

(私)そうなんだよ。特に平成27年(2015年)、平成28年(2016年)に急増している。

(陽介)本当ですね。あれ?グラフのタイトルに「HIVと梅毒の同時検査をお勧めする理由」ってありますね。

(私)そう。元々、HIVと梅毒って重複感染の多い性感染症なんだ。

(陽介)はい。前に「梅毒はHIVとの重複感染が多い?」って話で教えてくれましたね。

(私)それはもう随分と前から言われてることであり、最近になっての話じゃない。だから梅毒がこれだけ急増してるってことは当然HIVとの重複感染のリスクが更に増えてるってことだ。

(陽介)そうなりますね。

(私)特にこの2年間の梅毒急増の特徴の1つが若い女性に感染者が増えてるってことなんだよ。

(陽介)そうなんですか。以前は男性同士の性的接触が大きな感染ルートだって教えてくれましたよね。

(私)そうだね。それは今も変わらないんだけど、加えて若い女性に感染者が増えてるってことは、異性間の性的接触ルートも増えてるってことだ。

(陽介)そうなりますね。

(私)だからグラフのタイトルにもあるように、HIVと梅毒、どちらかの検査を受けるなら、ぜひ両方とも同時に検査を受けて欲しいわけだ。

(陽介)確か前に教えてもらった時のお話では、HIVと梅毒が重複感染すると症状がより重症化したり、病気の進行が早くなったりするんですよね?

(私)その通り。それは色々な専門書に書かれているし、医療サイトでも見かける指摘だ。重複感染は単独感染よりも危険なんだ。

(陽介)そして梅毒に感染しているとHIVにも感染しやすくなるんですよね?

(私)うん。梅毒感染によって性器や性器の周辺で炎症を起こしたり潰瘍が出来たりするとそこからHIVが侵入しやすくなる。何倍、何十倍とHIV感染の確率が高くなる。

(陽介)その意味からもHIVと梅毒は同時検査が望ましい訳ですね。

(私)やはりHIVと梅毒は他の性感染症よりも怖いよね。感染しないよう予防するのが第一だけど、本当に予防出来てるかどうかは検査してみないと分からない。

(陽介)確かにそうですね。

(私)最後にもう一度、さっきのグラフを見てもらおうか。

HIV梅毒感染者の推移
図1.HIVと梅毒の感染者推移

とにかく、この梅毒感染者の急増ぶりがHIVとの重複感染のリスクを高めているのは間違いないと思う。だから、HIVと梅毒は同時検査をお勧めする。

(陽介)分かりました。感染しないように予防にも注意しますけど、少しでも不安があればHIVと梅毒の同時検査ってことですね。

(私)その通りだ。それじゃ今回の話はこの辺にしようか。

(陽介)はい。おじさん、ありがとうございました。

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