全くの仮定のお話ですが、もしもHIV陽性者が他の人の手や足に出来た傷口を舐めたとしたら、そこからHIVが感染することがあるでしょうか。

この仮定そのものに問題があると思いますが、そこはお許し頂いて最後までお読み頂ければと思います。私がネットで気になったことを調べて甥っ子の陽介に説明したいと思います。

(甥っ子陽介)おじさん、今日はネットで見つけた書き込みのことを質問したいんですけど。
陽介
(私)陽介、それってどんな書き込みだい?
私

(陽介)あのですね、登録制の有料サイトで見つけんですけど、相談者は20代の女性なんですね。それで、その人が場所はどこか書いてないんですが、怪我をして出血されたそうなんです。

(私)ふんふん。それで?

(陽介)もしもその傷口をHIV陽性者が舐めたとしたら、HIVに感染する可能性があるでしょうか、って言う質問の書き込みなんですよ。

(私)そりゃまた変わった質問だね。現実に起こりそうもない質問じゃないか?

(陽介)いや、それがですね、その女性は過去に傷口を舐められた経験があるそうなんです(相手はHIV陽性者ではない)。それでの質問みたいです。

(私)ふ~ん、そうなんだ。まぁ、指とか切って血が出たら、そこに唇を当てて舐めると言うより傷口からバイキンが入らないように吸ったりすることはあるかもね。でもまぁ、普通はあり得ないシーンだよね。

(陽介)そうだと僕も思います。ただ、もしもあったら感染の可能性としてはどうなんでしょうか?

(私)陽介はどう思う?

(陽介)そうですね。この場合、HIV陽性者の唾液が傷口から入っても大丈夫か、って問題だと思うんですね。傷口を舐めるんですから。

(私)ふむふむ、それで?

(陽介)前におじさんに「唾液には感染するほどのHIVは含まれていない。」って教えてもらいました。だからこの場合もHIV感染は起きないと思います。

(私)なるほど。そうだね、HIV感染する可能性は極めて低いよね。たぶん、医者は絶対感染しない、とは断言せずに可能性が低い、って言う表現をするだろうな。

(陽介)はい!おじさんの言う通りです。その相談サイトで質問に回答した医師のほとんどは「可能性は低い」とか、「まず心配要りません」とかそんな表現使ってました。

(私)やっぱりね。だいたい医者はそう言うよね。ところで、今回のケースだけど、もしも怪我をして出血した方の人がHIV陽性者だったらどうだい?傷口を舐めた人にHIVは感染するかい?

(陽介)え!う~ん・・・そ、そ、それは・・・。どうなんでしょう。今度は唾液じゃなくて血液ですよね。と言うことは当然、感染が起こり得るだけのHIVが含まれている可能性がありますよね。それを舐めるってことは・・・。

(私)どうだい?感染は起きるかい?それとも起きない?

(陽介)起きると思います!いや、起きる可能性があると思います。先ほどの唾液の場合よりずっと大きな可能性があると思います。

(私)そうだね。私もそう思う。その根拠は「HIV感染の確率データ」と言う話のときに見せたデータだよ。覚えてるかい?

(陽介)はい、覚えています。色んな行為別にどのくらいHIVに感染する可能性があるかっていうデータでしたね。

(私)そうだよ。厚生労働省の関連サイト「HIV検査相談マップ」に掲載されているね。

(陽介)でもおじさん、このデータのどこを見ればいいんですか?

(私)ほら、これだよ。オーラルセックスの、

●フェラチオ(受け入れ側)0.01% 

この数値データだよ。

これはHIV陽性者の精液がオーラルセックスによって相手の口の中に入った場合の感染確率だ。今回はこの精液が血液に変わった場合ってことだよね。

(陽介)う~ん、でもおじさん、精液と血液では随分条件が異なるんじゃないですか?血液が口の中に入ったときでも同じように0.01%の感染確率なんでしょうか?

(私)いや、正直言えば精液と血液が同じと言えるのかどうか、私は知らない。でも考えてみれば一口にオーラルセックス、精液と言っても個人条件は随分違うよね。

同じHIV陽性者でも体内のウイルス量にはすごい大きな幅がある。当然、体内のウイルス量によって精液や血液に含まれるHIVの量も変わるよね。

更に言えば、口の中に入る精液、血液の量でも当然感染確率は変わるはずだよね。だからさっきのデータはあくまでも目安であって、そう考えると血液の場合でも参考になると思うよ。

(陽介)なるほど。つまり可能性は低いけどあり得るってことですね。

(私)そうだね。だから今回はあくまで仮定の話だけど、もしも本当にそんな場面が現実となったら血液を口の中に入れたりしない方がいいし、心配なら3ヶ月後にHIV検査を受けた方がいいね。

(陽介)たしかにそうですね。よく分かりました。

(私)それじゃ、今回はこの辺でお終いにしよう。最後に今日の話をおさらいしておこうか。

(陽介)はい。え~っと、HIV陽性者に傷口を舐められただけでは感染する可能性は極めて低く、まず現実には起こりえない。

その逆にHIV陽性者の傷口を舐めた場合は可能性は低いがHIV感染は起こり得る。それはオーラルセックスによる感染確率からそう推測できる。

こんな感じですかね。

(私)そうだね。それじゃ今回はこれでお終いだ。

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