現在、世界中のHIV感染者の動向はどうなっているのでしょう。私が国連合同エイズ計画(UNAIDS)のデータを調べてみたので記事にしてみたいと思います。

甥っ子の陽介に説明しますので、ぜひあなたもいっしょに聞いて下さい。

(甥っ子陽介)おじさん、今世界のHIV感染者の動向ってどんな感じですか? (私)陽介、ちょうど最近調べたデータがあるのでそれで説明してあげよう。
陽介 私

(陽介)おじさんにはいつも日本国内の動向は教えてもらってますけど、世界中で見るとどうなのかなって思うんです。

(私)そうだね。今まで世界的な話ってほとんどしたことなかったよね。まぁ、一口で言えば新規HIV感染者もエイズによる死亡者も減少しているよ。

(陽介)え!減少しているんですか。僕はまた増えているのかと思いました。

(私)まず、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のデータを私がグラフ化してみたので、それを見てもらおう。最初は新規HIV感染者と累計のHIV感染者だよ。

世界のHIV感染者2
グラフ1.世界のHIV感染者

青い線が累計のHIV感染者だよ。2014年での累計HIV感染者は3,690万人と推計されている。一方、赤い線が新規のHIV感染者で、こちらは年々減少し、2014年には200万人まで減ったんだ。

2000年の新規HIV感染者は310万人だったから、それに比べると35%も減っている。

(陽介)う~ん、そうなんですね。僕はてっきり今でも年々増えているのかと思いました。

(私)まぁ、200万人という数字も決して少ない数字ではないけど、それでも着実に年々減っている。そこが日本とは違う点だね。ほら、日本の場合のグラフを見てごらん。

HIV・エイズ
グラフ2.日本の新規HIV感染者

(陽介)本当ですね。日本の場合、新規HIV感染者はここ数年は横ばい傾向ですけど、先ほどの世界の動向グラフみたいに年々減少しているとは言えないですね。

(私)そうなんだよ。では、次にエイズ関連死のグラフ、抗HIV治療を受けている人のグラフを見てもらおう。

世界のエイズ死亡者2
グラフ3.世界のエイズ死亡者・抗HIV治療者

エイズ死亡者は2003年から2006年までは毎年200万人だった。それが2007年から減り始め、2014年には120万人まで減った。つまりピークに比べると40%以上減っている。

(陽介)なるほど、そうですね。そして抗HIV治療を受ける人の数は年々増えているんですね。

(私)その通りだよ。抗HIV治療を受ける人の数が増えているからエイズで亡くなる人が減っている。抗HIV薬が行き渡るようになって亡くなる人が減ってきたんだね。

(陽介)そうですね。

(私)それとね、抗HIV治療を受ける人が増えていることが、新規HIV感染者の減少にも影響しているんだよ。

(陽介)え?HIV感染の治療を受ける人が増えると、HIVに感染する人が減るんですか?それってなぜですか?

(私)抗HIV治療によって体内のHIVは検出限界くらいまで減らすことが出来る。体内のウイルス量が減れば、当然二次感染で誰かにうつすリスクも減るよね。体内のウイルス量と感染リスクは比例するよ。

(陽介)なるほど!おじさん、それは以前『HIV RNA量の検出限界とは?と言うお話のときに教えてもらいましたね。

(私)そうだったね。日本にもエイズ動向委員会というのがあって、国内のエイズ動向を調べてる。そのエイズ動向委員会の岩本委員長がいつも指摘しているのは、

「早期のHIV検査は個人にあっては早期治療を実現し、社会全体にあっては感染リスクを減少させる。」

ってことだ。つまり抗HIV治療は患者だけでなく社会全体にとってもメリットが大きいんだね。

(陽介)なるほどです。ところでおじさんが今回調べたデータは、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のデータなんですよね。それってどんな団体なんですか?

(私)うん、外務省のホームページによると、

『UNAIDSの事業の目的は、途上国のエイズ対策強化支援、エイズ対策への政府の取り組み強化支援、国連のエイズ対策の強化と調整等にあり、エイズ対策の政策立案やガイドライン作成、調査研究、モニタリング・評価、人材養成を中心とした技術支援、総合的・多角的なエイズ対策の啓発等を中心に活動を行っている。』

とあるね。

発足の経緯としては、

『1994年7月の国連経済社会理事会において、5つの国連機関及び世銀が共同スポンサーとして参画する国連合同エイズ計画(UNAIDS)の設置が承認され、1996年1月1日、UNAIDS(Joint United Nations Programme on HIV/AIDS)が正式に発足した。』

とあるよ。ちなみにUNAIDSには22の理事国があり、日本は設立当時からずっと理事国なんだ。

(陽介)そうなんですか。

(私)今回見てもらったデータでは、エイズ死亡者も新規HIV感染者も減少傾向にある。でも、すでにエイズで亡くなった人の累計は3000万人を超えているし、減少傾向とは言え毎年100万人以上が亡くなっている。まだまだ減らす取り組みは必要だね。

(陽介)本当にそうですね。そして日本でも早く減少傾向にしたいですね。

(私)そうだね。まずすぐに出来ることは早期のHIV検査だよね。それがエイズの死亡者を減らすこと、新規のHIV感染者を減らすことにつながる。

(陽介)分かりました。おじさん、どうもありがとうございました。

(私)それじゃ今回はこれで終わりにしよう。

アイコンボタン検査の先送りは「いきなりエイズ」のリスクが増すだけ。
バナー4

悩むだけでは解決しません。不安があれば今すぐ検査!
タイプJフッター3 ・HIV検査専用です。(男女共通)
・私はたったの10分で終わりました。

矢印STDチェッカー TypeJ
重複感染は単独よりずっと危険!ぜひ3種同時検査!
タイプOバナー3 ・HIV・梅毒・B型肝検査。(男女共通
・HIVと最も重複感染の多い性感染症。

矢印STDチェッカー TypeO
このキットはなぜ一番人気か?それには理由があります。
タイプEバナー3 ・HIV・梅毒・B型肝炎
・クラミジア・淋菌
・一番怖い病気と一番感染者が多い病気

矢印タイプE 男性はこちらから

矢印タイプE 女性はこちらから






___________________________

補足資料